【馬プラセンタ】プラセンタがおすすめの理由は成分にあり！成長因子を解説

成長因子はタンパク質の一種！

まずプラセンタとは胎盤のことです。胎盤から抽出されたエキスを指す場合もあります。母体と胎児をつなぎ、赤ちゃんの健やかな成長・発育に必要な栄養を正しく供給していることから、プラセンタには豊富な栄養成分が含まれているのです。

主な成分はアミノ酸をはじめ、タンパク質、脂質・脂肪酸、ビタミン、ミネラル、糖質、核酸、酵素があります。このうち、成長因子はタンパク質の一種であり、内因性タンパク質の総称です。細胞の増殖や分化を促す役割を担っています。

成長因子の種類は？

プラセンタに含まれる成長因子には、いろいろな種類があります。肌にかかわる主な種類は以下のとおりです。

• EGF（上皮成長因子）
• FGF（線維芽細胞増殖因子）
• IGF（インスリン様成長因子）
• NGF（神経成長因子）
• TGF（トランスフォーミング増殖因子）

ちなみに成長因子は、馬・豚・羊などの動物性プラセンタにのみ含まれており、植物性プラセンタと海洋性プラセンタには含まれていないという違いがあります。そもそも植物や魚類は胎盤がありません。植物性プラセンタの原料は植物の胎座、海洋性プラセンタは魚卵を包む卵巣膜が原料のため、成長因子は含まれないのです。

成長ホルモンとの関係

美肌づくりに取り組む中で、成長ホルモンという言葉を耳にする機会も多いのではないでしょうか。成長因子と混同されることもありますが、それぞれ役割は異なります。

・成長因子の働きにもかかわる成長ホルモン

成長ホルモンは脳の脳下垂体から分泌されるホルモンです。皮膚をはじめ、全身に働きかけて代謝を促します。美容と健康を維持するうえで重要なものですが、加齢とともに分泌量は徐々に減少します。それにより成長因子などの分泌も減り、本来の働きが妨げられる可能性があるのです。

・成長ホルモンを分泌させるなら生活習慣の見直しを！

成長因子がきちんと役割を果たすには、成長ホルモンの分泌を促す必要があります。そこで鍵となるのが生活習慣の見直しです。成長ホルモンは睡眠中に多く分泌されるため、十分な睡眠時間を確保する、睡眠の質を高めることは特に大切といえます。また、適度な運動・筋力づくりや栄養バランスの良い食事も意識したいポイントです。

そしてスキンケアでは、正しい洗顔方法で汚れをきちんと落とす、しっかりと保湿するなど、丁寧なお手入れを心がけましょう。