【サラブレッド】プラセンタ・コラーゲン・ヒアルロン酸の違いは？エキス配合化粧品を活用！

プラセンタ

まずプラセンタとは、哺乳動物の胎盤から抽出された成分です。アミノ酸やタンパク質、ビタミン、脂質、糖質などが豊富かつバランス良く含まれています。そのため、古くから幅広い分野で美容・健康目的に愛用されています。原料によく使用されるのは馬・豚・羊で、ポピュラーなものは豚プラセンタです。馬プラセンタは希少価値が高く、その中でもサラブレッドのプラセンタはより品質に優れています。残念ながら、一般的な食品からは摂取できないため、プラセンタエキス配合の化粧品などを活用するのがおすすめです。

ちなみに、プラセンタは線維芽細胞と相性が良いといわれています。線維芽細胞は美肌づくりに必要な成分を生成する役割を担っており、次にご紹介するコラーゲンやヒアルロン酸なども作り出しています。

コラーゲン

コラーゲンは私たちのお肌を構成する大切な成分で、タンパク質の一種です。お肌のハリや弾力をキープするという働きがあります。皮膚の構造は表皮・真皮・皮下組織の3層に分けられますが、このうちコラーゲンは真皮の大部分を占めています。また、皮膚だけでなく、骨や軟骨、血管、内臓など全身に幅広く存在していることも特徴です。コラーゲンはフカヒレ、鳥皮、牛すじ、豚足などの食品にも含まれています。

ヒアルロン酸

ムコ多糖類の一種であるヒアルロン酸は、保水性に優れた成分です。1gのヒアルロン酸で2～6リットルもの水分を保てるといわれます。コラーゲンと同じく体内の至るところに存在しており、特に皮膚や関節の軟骨、目の硝子体に多いです。お肌にうるおいを与える、関節の動きを良くする、目の乾燥を防ぐなどの役割を担っています。ヒアルロン酸が含まれる食品には豚足、ニワトリのとさか、魚の目などがあります。

丁寧なスキンケアで健やかなお肌を目指す！

プラセンタ・コラーゲン・ヒアルロン酸はそれぞれ異なる働きを持ちますが、美容と健康をサポートするうえで欠かせない成分です。しかし、加齢とともにコラーゲンやヒアルロン酸は徐々に減少していきます。これらの成分が不足することでお肌のハリやうるおいも失われてしまい、シワやたるみ、乾燥などの原因につながる可能性があるのです。

健やかなお肌を保てるよう、丁寧なスキンケアで補うことをおすすめします。スキンケアに加えて、食事や睡眠などの生活習慣に気を配ることも大切です。体の外側と内側、両方からケアすることで効果を高めやすくなります。